Amazon.co.jpのレビュー投稿者情報開示請求、サイトの運営元はアマゾンジャパンとAmazon側が認める
2016年4月11日 19:59
Amazon.co.jpに投稿されたレビューによって社会的評価が低下したとして、書籍の著者がアマゾンジャパンおよび米Amazon.comに対し投稿者情報の開示を求めて訴えた裁判で、東京地裁が投稿者の氏名や住所、メールアドレスの開示を命じたとのこと(日経新聞、日刊スポーツ)。
Amazon.co.jpでの商品購入は米シアトルの「アマゾン・ドット・コム インターナショナル セールス インク(Amazon.com Int'l Sales, Inc.)」との取引になることはよく知られているが(Amazon.co.jpの特定商取引法に基づく表示)、サイト上にある「問い合わせ先」はアマゾンジャパンとなっており、また物流業務については「アマゾンジャパン・ロジスティクス」が行っている(5月1日にアマゾンジャパンとアマゾンジャパン・ロジスティクスは合併予定)。そのため、サイトの運営者がどの会社なのかは分からない状況だった。今回の裁判では、Amazon側がサイト運営主体についてアマゾンジャパンであると認めたとのこと。
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