「TPP情報がブラックボックス化」―民進・岡田克也代表
2016年4月11日 10:47
民進党の岡田克也代表は政府がTPPの交渉過程の情報開示に表題以外、全て黒塗り状態の資料を提示したことに「TPPの情報がブラックボックス化されている」と批判した。
また「(国会の衆院TPP特別委員会の西川公也)委員長が関係者の協力を得て本にしている。つまり情報を出せるにもかかわらず、政府として出そうとしない。いろいろな疑念がある」と強く問題視した。
また、岡田代表は「体調が許すのであれば、甘利明前TPP担当大臣に国会でTPPに関して説明して頂きたい」と求めた。
岡田代表は甘利前TPP担当大臣の金銭授受にまつわる問題でURの千葉業務部などに東京地検特捜部が家宅捜査に入ったことについて、記者団の質問に答え「当然ではないか」としたうえで「甘利前大臣は(金銭疑惑に関し)その後、説明責任を果たしていない」とし「しっかり説明して頂きたい」と説明責任を果たすよう求めた。(編集担当:森高龍二)