民進党、定数削減含め今国会での実現に意欲示す

2016年4月6日 11:53

 民進党は4日、党政治改革推進本部総会を開き、衆院選挙制度改革について、衆議院議員選挙区画審議会設置法、公職選挙法一部改正す案概要(案)に(1)基本的に調査会の答申を尊重する(2)定数10削減は甚だ不十分だが答申を真摯に受け止める(3)2010年の国勢調査の結果に基づきアダムズ方式に基づいて定数10削減を図っていくことを了承。党方針として大島理森衆院議長に提示する。

 また、提示する中で、さらに踏み込んだ定数削減の方向性を入れ込むよう附則に盛り込むことや制度全体の中で地方の声を吸い上げていく仕組みづくりの検討条項を盛り込む。

 枝野幸男本部長(党幹事長)は「議員定数の大幅削減を安倍自民党総裁は国民の前で約束した」としたうえで「最高裁で一票の格差に違憲状態の判決が出ている。定数削減と定数是正を一刻も早くやらなければならない」と冒頭にあいさつ。定数削減を含め今国会での法改正実現に意欲を示した。(編集担当:森高龍二)

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