パナソニック、さらに解像感の高い描写が可能なデジカメを発表
2016年4月6日 04:46
パナソニックは5日、鮮明な描写を実現するデジタルカメラ「LUMIX DMC-GX7MK2」を5月18日から発売すると発表した。製品は、ボディのみの「DMC-GX7MK2」、単焦点ライカDGレンズ付属した「DMC-GX7MK2L」、標準ズームレンズが付属した「DMC-GX7MK2K」の3製品。価格はいずれもオープン。ボディカラーはブラックとシルバー。
従来機種よりも解像感の高い描写を実現するため、ローパスフィルターを取り除き、新ヴィーナスエンジンを搭載することで細部まで忠実な描写を実現した。
草花や昆虫などのアップ撮影、夕方の街並みのスナップ撮影などでも、細部まで美しく忠実に描写が可能。ノイズを効果的に抑える高速画像処理の新ヴィーナスエンジンで、モアレや偽色も低減処理で効果的に抑えられる。「マルチプロセスNR」で、解像感・質感を維持しながらノイズを抑える。色補正精度も向上し、微妙なグラデーションのニュアンスまで忠実に再現する。さらに、階調が豊かなモノクロ写真を撮影できる「L.モノクローム」で、フィルムカメラで撮影したような印象的なモノクロ写真が撮影できる。
さらに、新開発の5軸ボディ内手ブレ補正と2軸レンズ内手ブレ補正の組み合わせによる手ブレ補正システム「Dual I.S.」も搭載。新たに4K PHOTOや歩きながらの動画撮影でもブレを補正できるため、手持ち撮影、暗所や望遠時の撮影にも最適だという。また、撮影後に好きなフォーカスポイントの写真を選べる「フォーカスセレクト」も搭載しており、より好みに合った写真づくりが楽しめる。(記事:阪木朱玲・記事一覧を見る)