NY原油:続落で35.70ドル、価格下支え期待後退による売り継続

2016年4月5日 03:49


*03:49JST NY原油:続落で35.70ドル、価格下支え期待後退による売り継続
 NY原油は続落(NYMEX原油5月限終値:35.70↓1.09)。37.21ドルから35.59ドルまで下落した。17日の産油国会合(ドーハ)で増産凍結協議での合意は困難との見方から、価格下支え期待が後退しており、原油の売りが優勢になった。イランのザンギャネ石油相が前日、増産姿勢の継続を改めて示した。

 また、4日発表の米国の2月製造業受注の減少や、2月耐久財受注改定値の下方修正。3月労働市場情勢指数の予想外の低下継続なども、原油の需要後退への懸念から売りにつながった可能性。《KK》

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