2016年夏のWindows 10大型アップデートは「Anniversary Update」

2016年4月2日 18:35

Microsoftは今夏に予定しているWindows 10の大型アップデート(コードネーム: Redstone 1)の正式名称が「Windows 10 Anniversary Update」となることをBuild 2016で発表し、主要な新機能を紹介した(Windows Experience Blogの記事Neowinの記事PC USERの記事クラウドWatchの記事)。 Windows 10 Anniversary Updateの主な新機能としては、Microsoft Edgeが生体認証機能の「Windows Hello」に対応、ペンやスタイラスといった入力デバイスのサポートを強化する「Windows Ink」の搭載、Cortanaが先を見越した提案をするようになり、ロック画面からもアクセス可能になる点、Xbox OneではUniversal Windows Platform(UWP)アプリが実行可能になるほか、「Xbox Dev Mode」により開発キットとして利用可能になるといった点が挙げられている。 Windows 10 Anniversary UpdateはすべてのWindows 10ユーザーに無料で提供される。提供時期については今夏とのみ表現されており、Windows 7/8.1ユーザーへのWindows 10無料アップグレード提供期間中にリリースされるのかどうかは不明だ。当初、Redstone 1は2016年6月リリースとされていたが、開発者向けドキュメントに「1607」というバージョンが一時記載されていたことから、7月になるのではないかとの予想も出ていた。名称的にも最初のリリースから1年目のタイミングを目指している雰囲気である。 なお、Windows Insider Programに参加している開発者は、Windows Anniversary SDK Previewにアクセス可能とのことだ。 スラドのコメントを読む | ITセクション | アップグレード | Windows | デベロッパー | IT

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