NY原油:反落で36.79ドル、増産凍結の合意は困難との見方から売り強まる
2016年4月2日 03:48
*03:48JST NY原油:反落で36.79ドル、増産凍結の合意は困難との見方から売り強まる
NY原油は反落(NYMEX原油5月限終値:36.79↓1.55)。36.72ドルまで下落した後、37.20ドルまで上昇した。サウジアラビアのムハンマド副皇太子が、「イラン、ロシア、ベネズエラを含むすべての国が増産凍結を決定するならば、われわれも参加する」と発言。17日の産油国会合ではイランが不参加を表明している増産凍結協議での合意は困難との見方から、原油の売りが先行した。
終盤に米ベーカー・ヒューズ社が国内の石油掘削装置(リグ)稼働数を発表。稼働中のリグ数が前週比10基減の362基となり、2週連続かつ大きめな減少だったが、買い戻しは限定的になった。《KK》