「全て政権狙う思いから」と民主に礼 松野議員
2016年3月27日 21:42
自公政権に対峙し、政権交代を可能にする政治勢力の結集をめざすとしてきた旧維新の党の松野頼久代表(衆院議員)は27日、衆参議員合わせ150人以上規模となる「民進党」結党大会で、綱領、規約、民進党代表について提案後、自身の思いを語った。
松野議員は「民主党のみなさんにおかれては今日の結党に至るまでの間、わずか(衆参合わせての国会議員)26人の弱小政党(維新の党)のくせに、党名を変えるとか、解党新党など大変失礼なことを申し上げたことをお詫び申し上げたい」と民主党議員に礼を尽くしたうえで「すべて、政権を狙うためという思いで申し上げたこととお許し願いたい」と語った。会場から大きな拍手が起きた。
また「民進党の中には私を含めて、2012年に民主党を離党した者もいる。それで、出戻りなどという批判で新しい党のイメージを壊してはならない」と語り、民進党のすべての役職につかないようにしてもらったとの旨を語った。松野議員はそれを「けじめと理解頂きたい」とした。
また、岡田克也代表について「心から岡田代表のもとで参院選挙を戦い、国民の審判を仰いでいきたいと思っている」と岡田代表への信頼をうかがわせた。(編集担当:森高龍二)