中国当局:トービン税導入も、外資流出抑制目的で

2016年3月23日 10:11


*10:11JST 中国当局:トービン税導入も、外資流出抑制目的で
中国為替管理局が外資の流出抑制する目的でトービン税の導入を検討していると報じられている。為替管理局・綜合司の王允貴司長はきのう22日、一連のツールの研究・開発が次の課題だと指摘し、トービン税の導入も視野に入っていると発言した。

王司長は、米利上げに伴い、中国を含む新興国からの外資流出圧力が高まっていると指摘。現在導入されている政策が一連の問題に対応できるものの、不安定な外部環境などを受け、ツールの適切追加も必要になると強調した。《ZN》

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