MSNやNew York Timesなどの大手Webサイトを通じた不正広告攻撃が急増

2016年3月21日 11:50

headless 曰く、 13日から14日にかけて、大手ニュースサイトやポータルサイトを通じた不正広告攻撃が急増していたそうだ(Malwarebytesのブログ記事TrendLabs Security Intelligence Blogの記事SpiderLabs Blogの記事Ars Technicaの記事The Guardianの記事)。 今回の不正広告攻撃は米国のユーザーを対象としたもののようだ。Malwarebytesによれば、不正広告を表示していたWebサイトにはMSNやThe New York Times、BBC、AOLなどが含まれる。不正広告にはAngler exploit kitをホストするWebサイトにリダイレクトするコードが含まれ、GoogleやAppNexus、AOL、Rubiconなどの広告ネットワークを通じて配信されていたという。リダイレクト先のAngler exploit kitは、FlashやSilverlightなどの脆弱性を利用してランサムウエアやトロイの木馬をインストールするとのことだ。

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