今春大卒予定の就職希望者内定率87.8%
2016年3月19日 23:40
今春大学卒業予定者のうち就職を希望する学生の就職内定率が2月1日現在で87.8%と前年同期に比べ1.1ポイント上昇したことが文部科学省と厚生労働省の共同調査で分かった。短期大学生では86%と前年同期で7.9ポイント上昇した。
調査は国立21校、公立3校、私立38校の大学と短期大学20校、高専10校、専修学校(専門課程)20校の112校、大学、短大、高専の5690人と専修学校の560人を対象に実施した。
それによると、大学の就職内定率は87.8%で、このうち国公立大学の就職内定率は89.6%と前年同期に比べ0.3ポイント上昇した。私立大学は87.3%でこちらも1.5ポイント上昇していた。
短期大学の就職内定率も7.9ポイント上昇したほか、専修学校(専門課程)の就職内定率も84.5%と7.4ポイント上昇した。一方、高専は98.4%で前年同期より0.3ポイント下降した。
大学での文系・理系での内定率は文系が87.3%で1,1ポイントの上昇。理系の内定率は90.2%で1.5ポイントの上昇になった。
地域別では関東地区が91.8%で前年同期より0.3ポイント上昇。最も低いエリアの中国・四国地区でも80.1%と前年同期より2.7ポイント上昇していた。(編集担当:森高龍二)