【銘柄フラッシュ】北海道新幹線の開業を控えブランジスタなど急伸し昭栄薬品は連日ストップ高
2016年3月19日 13:17
18日は、東芝<6502>(東1)が半導体事業への大型投資などを好感して4.3%高となり、日経平均が前場一時322円安と下押す過程で逆行高。パナソニック<6752>(東1)は指紋認証センサパッケージなどに適した高誘電率封止材の製品化などが好感されて終盤に持ち直し2.5%高。キヤノン<7751>(東1)は東芝メディカルシステムズの株式取得などが好感されて後場一段強含んで1.2%高となった。
ワイエイシイ<6298>(東1)は2月に業績見通しを減額した際に配当は従来予想通りとしたため年利回り3%台になることなどが言われて13.8%高となり東証1部の値がり率1位。JUKI<6440>(東1)は自社株買いの発表などが好感されて9.5%高となり東証1部の値値がり率2位。enish<3667>(東1)はバトルRPGゲーム「12オーディンズ」のダウンロード数が2月、3月と相次いで30万、50万と大台を突破したため「次」に期待が高揚とされて7.4%高となり東証1部の値上がり率3位。ベルシステム24<6183>(東1)は衆参同日選への思惑との見方があり6.5%高。ランドコンピュータ<3924>(東2)は業績予想と配当予想の増額などが好感されて後場一段高の17.3%高。
ブランジスタ<6176>(東マ)は電子雑誌でトラベルウェブマガジン「旅色」などを刊行し、26日の北海道新幹線の開業に期待とされて21.7%高と急伸。フジタコーポレーション<3370>(JQS)も北海道が地盤のため北海道新幹線の開業に期待とされて16.6%高。
フォーサイド<2330>(JQS)はフィンテック(金融IT)技術企業のテックビューロとの提携が言われて後場寄り後に一時ストップ高の28.2%高と急伸。ロックオン<3690>(東マ)もフィンテックや仮想通貨関連技術などに連想が働き13.9%高。クルーズ<2138>(JQS)は「SHOPLIST.com by CROOZ」の200万ダウンロード突破などが言われて6.0%高。FFRI<3692>(東マ)は三菱重工とNTTの共同研究に同社製品が使割れたとされて8.9%高。上場3日目の昭栄薬品<3537>(JQS)は超低PERなどが注目されて上場初日から連日ストップ高の23.3%高となった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)