AlphaGoのサーバー利用料金は正規の料金に換算すると年間約29億円?
2016年3月16日 20:46
あるAnonymous Coward 曰く、 Googleの囲碁ソフトウェア「AlphaGo」がトッププロ棋士に勝利したことが話題になっているが、このAlphaGoが使用したとされているのと同程度のリソースをGoogle Cloud Platform(GCP)で利用しようとすると、正規料金では年間で約30億円になるという試算があるようだ。
AlphaGoでGCPが使われていることは公式ブログでも言及されている。また、論文によると使われたCPUは1202基だという(google囲碁がプロとfacebookに勝ったってよ — hidsgo’s diary)。GCPで「n1-highmem-32」インスタンスを1202 CPU分利用すると仮定すると、公式見積もりツールでは年間約2587万ドル(約29億円)という料金が提示されるとのこと。
開発期間中、常時これだけのリソースを使うわけではないが、AlphaGoではこれに加えてGPUも利用しているので、実際いくらくらいになるかは分からない。とはいえ、Google的には自社のサーバーを使っているということで実際にこのような金額を支払っているわけではないだろう。
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