健康調査徹底など福島県での不安除去施策を提案―民主・岡田克也代表
2016年3月13日 00:05
民主党の岡田克也代表は11日、東日本大震災から5年を迎え、党の東日本大震災復旧・復興推進本部、東京電力福島第一原発事故対策・福島復興推進本部を中心に、全力で復興に取り組んでいくとの談話を発表した。
この中で、特に福島県について「東京電力福島第一原発の廃炉工程の遅れ、止まらない汚染水流出、風評被害など福島の再生には今なお困難な課題がある」とし「子ども被災者支援法の趣旨に則った健康調査の徹底など、住民不安を取り除く具体的な施策を提案していく」とした。
また「原発事故避難者の『いつかは戻りたい』との希望を断ち切らないよう、国や東京電力に責任ある取り組みを求めていく」とした。
岡田代表は「福島の復興、すべての被災地の再生なくして日本の再生なしという言葉を胸に、一日も早い被災地の復興を実現するために被災地の皆さまに寄り添い歩み続けていく」と思いを伝えている。(編集担当:森高龍二)