NY原油:反発で38.50ドル、価格底入れ観測で買い先行、米リグ減少継続

2016年3月12日 04:47


*04:47JST NY原油:反発で38.50ドル、価格底入れ観測で買い先行、米リグ減少継続
 NY原油は反発(NYMEX原油4月限終値:38.50↑0.66)。39.02ドルまで上昇した後、いったん38.14ドルまで下落した。国際エネルギー機関(IEA)がこの日発表した3月石油市場報告で、原油価格が底入れした兆しがある、との見解を示したことが好感され、原油の買いが先行したとの見方。

 終盤に米ベーカー・ヒューズ社が発表した国内の石油掘削装置(リグ)稼働数は、前週比6基減の386基となった。これで12週連続の減少だが、最近減少ペースが鈍化しつつあるためか、あまり強い買い材料にならなかった印象も。《KK》

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