チャン・グンソク主演の新ドラマ『デバク』、強烈なカリスマの時代劇

2016年3月11日 22:30

 俳優チャン・グンソクの新たな出演作がいよいよそのベールを脱ぎ、注目を集めている。

 SBSが月・火曜ドラマ枠で相次いで時代劇を編成し、話題となっている。現在SBS創立25周年特別企画ドラマ『六龍が飛ぶ』(原題)が視聴率1位を強硬に守っている中、また新たなスペシャル時代劇が企画された。それが今月28日放送スタートの『デバク』(原題)だ。

 このたびチャン・グンソク主演の『デバク』のポスターが公開され、注目を集めた。王の忘れられた息子デギル(チャン・グンソク)とその弟の延礽君(ヨニングン)による、命と王座そして愛を巡る全面対決を描くドラマだ。

 朝鮮王朝時代を背景にユニークな素材、歴史的背景、作家の想像力が巧みに絡み合ったファクション(事実と虚構を織り交ぜた作品)時代劇、名優たちの出演などが好奇心を刺激し、2016年上半期の期待作として浮上している。

 『デバク』が世間の耳目を集めている大きな理由の一つがまさに2年ぶりにドラマに復帰する俳優チャン・グンソク。様々な出演作品を通じて演技力はもちろんスター性まで証明されている韓流スターだ。彼が過去に出演した時代劇は大ヒットとなっているだけに、今回チャン・グンソクの『デバク』出演に世間が抱く期待は大きい。

 こうした中、今回『デバク』のチャン・グンソクのイメージが初披露された。今月8日、ドラマ製作スタッフが同ドラマのティーザーポスターの第1弾としてチャン・グンソクを選択、公開したのだ。

 公開されたポスターのチャン・グンソクは鋭く深いまなざしで前を見すえている。みずぼらしくも自由奔放な服装、額の半分を隠した編み笠、そこからのぞく乱れた髪などが王の忘れられた息子であり風雲児として育ったデギルのキャラクターを完ぺきに表現。さらに「匕首(あいくち)を抱いた朝鮮最高のタチャ(いかさま師)、デギル」というキャッチコピーがデギルというキャラの強烈さを表現しており、視聴者の期待をさらにアップさせている。

 何より際立つのは2年ぶりにドラマに復帰した俳優チャン・グンソクの底力だ。彼は特別な設定なしにまなざしと表情だけで風雲児デギルの特徴を如実に表わしている。のみならず彼ならではの存在感が見る人の視線を圧倒する。

 このように卓越した表現力の俳優チャン・グンソクが描き出す朝鮮最高のタチャ、デギルとはどんな人物なのか。『デバク』に対する期待が高まる。

 『デバク』は天下と愛を巡って繰り広げられる、王の忘れられた息子デギルとその弟、英祖(ヨンジョ)の全面対決を描いたドラマ。アクション、勝負、愛、男の友情が盛り込まれたファクション時代劇だ。『六龍が飛ぶ』の後続として今月28日より放送開始。

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