“渋谷ファッション内閣”発足でタッグ 「第5回 渋谷ファッションウィーク」10日開幕
2016年3月9日 21:19
参加11施設の代表らが勢ぞろい。「渋谷ファッション内閣」を発足
あす10日から始まる「第5回 渋谷ファッションウィーク(SFW)」(主催:渋谷ファッションウィーク実行委員会/実行委員長:渋谷道玄坂商店街振興組合理事長・大西賢治氏)のオープニングレセプションが9日、東京・渋谷の商業施設「渋谷ヒカリエ」で開かれ、大西賢治実行委員長をはじめ、参加商業施設11施設の代表やキャンペーンアンバサダーを務める干場義雅氏らが出席した。
会場は、「渋谷ヒカリエ」11階の東急シアターオーブ。劇場に続く大階段には、SFWに参加する商業施設の代表11人が、“渋谷でファッションをカジュアルに楽しむ”をコンセプトに、それぞれの“渋カジスタイル”で登場。各施設に入る有力ブランドのアイテムを着用したモデルとともに、ウォーキングも披露した。ファッション総理大臣に就任したファッションディレクター干場義雅氏とともに「SHIBUYA FASHION CABINET(渋谷ファッション内閣)」を発足すると、大西委員長が、「5回目を迎え、初の共同イベントを企画するなど参加施設同士の連携も強まっている。SFWを通して渋谷の魅力を堪能してほしい。」とコメント。SFWの開幕を宣言した。
レセプションではさらに、坂部三樹郎&山縣良和デザイナーがプロデュースする若手デザイナープロジェクト「東京ニューエイジ」から、新進ブランド「ピテカントロプス(PITECAN THROPUS)」(大橋佳奈デザイナー)と「ホワイト リリー(White Lilly)」(苅澤さりかデザイナー)による最新コレクションも披露され、“ファッションやカルチャーが生まれる街・渋谷”をアピールした。
SFWは、東京・渋谷の商業施設や商店街が、ファッションを通じて渋谷の街の魅力を伝える共同キャンペーンとして、2014年3月に初開催。今回は、109メンズ、cocoti SHIBUYA、SHIBUYA109、渋谷パルコ、渋谷ヒカリエ、渋谷マークシティ、渋谷マルイ、渋谷モディ、西武百貨店渋谷店、東急百貨店東横店・本店の全11店舗が参加。“多様なファッションカルチャーを生み出してきた渋谷スタイルを発信する”というコンセプトを踏襲し、参加施設がファッションにまつわるイベントやキャンペーンを実施する。
西武百貨店渋谷店は、世界の街で撮影されたおしゃれなマダムを撮り下ろした写真200点を展示する「世界のマダムのおしゃれスナップ展 Advances Style 2」(3月8~27日)を開催。同施設と東急百貨店は初の合同企画として、プレゼント抽選イベント「カラフル スプリング ファッション フェア」を行う。また、3月14~19日に開かれるメルセデス ベンツ ファッション ウィーク東京(主催:日本ファッション・ウィーク推進機構/MBFWT)の主会場となる渋谷ヒカリエでは、MBFWTとコラボレーションしたフードメニューなどを提供する。
参加施設の代表らが渋カジスタイルでレッドカーペットをウォーキング。写真は、篁富夫・西武渋谷店店長。
東京ニューエイジによるランウェイショーも。写真は、苅澤さりかデザイナー「ホワイト リリー(White Lilly)」のコレクション。
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■渋谷ファッションウィーク概要
期間: 2016年3月10日(木)~21日(月・祝) 場所: 渋谷駅周辺エリア各商業施設ほか
主催:渋谷ファッションウィーク実行委員会 後援:渋谷区、東京商工会議所渋谷支部、一般財団法人渋谷区観光協会、 渋谷区商店会連合会中央ブロック、大向地区町会連合会、氷川地区町会連合会、 一般社団法人日本ファッション・ウィーク推進機構 協賛:東急グループ 協力:経済産業省、東京急行電鉄株式会社、東急シアターオーブ、シブヤ経済新聞、アパレルウェブ
(アパレルウェブ編集部)