BIGBANG、ワールドツアーアンコール公演で10周年記念パーティー

2016年3月8日 21:22

 6日午後、ソウルオリンピック公園体操競技場で、BIGBANGワールドツアーのファイナルを飾るアンコール公演「BIGBANG WORLD TOUR [MADE] FINAL IN SEOUL」が開催された。

 BIGBANGにとって2012年以来2度目となるワールドツアー「BIGBANG WORLD TOUR [MADE]」は、2015年4月25日から始まった。同ツアーは中国や日本などのアジア圏はもちろん、北米、オセアニアなど世界13カ国32都市で開催され、約150万人の観客を動員。韓国の歌手としては最大規模のものとなった。

 今回のアンコール公演では、計3万9千人余り(所属事務所集計、約1万3千人/回)の観客を動員した。3時間にも及ぶ同公演では、5人のメンバーが選曲した約30曲のステージを披露。5人揃った完全体でのパフォーマンスを中心に、ソロやユニットでのパフォーマンスも繰り広げられた。

 10年間の活動で生み出したヒット曲だけでも十分なレパートリーとなるBIGBANGは、会場を熱く盛り上げるダンスナンバーから切ないスローナンバーまで、多彩なセットリストを構成。また、メインステージと客席のスタンディングエリアをブリッジロードで結んだステージでは、観客の視線を強力に引きつけた。

 『BANG BANG BANG』『TONIGHT』『STUPID LIAR』でオープニングを飾った後、BIGBANGは「みんな元気にしてた? 今日のコンディションがOKなら最後までよろしく頼むよ」「今日はワールドツアー最後の日だから存分に楽しんでほしい」「ファイナルのファイナルなんだから今日一日ガッツリ楽しんでほしい」「クレイジーになる準備はできたか? 楽しむ用意はできたか?」と叫んで会場を盛り上げた。

 V.I(スンリ)はBIGBANGを代表して、「僕らBIGBANGは13カ国23都市で150万人の観客と出会い、帰ってきた。これは韓国にファンがいてくれたからこそ可能だったのだと思う。BIGBANGの5人のメンバーは心から深く感謝している」と伝えた。

 同アンコールコンサートのセットリストは、これまでの10年間のヒットナンバー『HaruHaru』 『BLUE』『BAD BOY』『FANTASTIC BABY』の他、2015年にシングルシリーズとしてリリースした『LOSER』『IF YOU』『SOBER』『BAE BAE』『WE LIKE 2 PARTY』などで構成。いわば、ワールドツアーのファイナル記念であると同時に、BIGBANGのデビュー10周年を振り返る場でもあったといえる。(記事:中川・記事一覧を見る

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