VR HMD「HTC Vive」のお値段は799ドル(コントローラ+ベースステーション2個含む)
2016年2月24日 20:52
あるAnonymous Coward 曰く、 先日のOculus Riftの価格発表以後、競合製品の価格にも関心が集まっているVRヘッドマウントディスプレイ(HMD)界隈だが、SteamVR初の対応製品「HTC Vive」についても21日、その価格が799ドルであることが明らかになった(MoguraVR、Engadget)。
HTC ViveはPCゲーム配信サービスSteamを手がけるValveが設計し台湾のHTCが製造するVR HMDで、同社が提唱するSteamVRプラットフォームの第一弾製品である。HTC ViveではほかのVR HMDにはない「Lighthouse」と呼ばれるルームスケールのトラッキング方式を採用しており(参考)、今回の製品パッケージにも本体に加え、2本のSteamVRコントローラならびにLighthouseのためのベースステーション2個とゲーム2本が同梱される。予約注文は日本時間3月1日0時0分からだが、送料などを加味した日本向けの販売価格は現時点では不明。出荷は4月1日より。
Oculus RiftとTouchの合計価格を考えれば大差なし、それにLighthouseの価格を考えれば相応と言えるかもしれないが、主要製品は各社この価格帯で横並びという構図が出来上がりそうな情勢である。後はPSVRの価格が気になるところである。
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