日本旅行、インドネシアの旅行会社を子会社化―訪日旅行事業を強化

2016年2月19日 19:10

 日本旅行は19日、100%子会社を通じてインドネシアの中堅旅行会社JABATO INTERNATIONALの株式75.0%を東レエンタープライズから取得し、子会社化したと発表した。海外旅行の需要が拡大しているインドネシアに営業拠点を確保し、訪日旅行事業の強化につなげていくという。

 同社によると、子会社後はインドネシア市場で個人向け訪日旅行商品の販売を強化するほか、 法人向けの会議・研修や各種行事・イベント企画運営の営業推進、日系企業を中心とする出張手配業務の拡大などに取り組む。また、 日本からインドネシアを訪れる旅行者向け地上手配業務も手掛けるという。

 JABATO INTERNATIONAL社は、資本金が45億ルピア(約3,900万円)、従業員数は約30名。

 インドネシアは、都市部を中心に海外旅行需要が拡大している。訪日ビザの大幅緩和の効果もあって、昨年の訪日旅行者数は初めて20万人を超えた。

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