【銘柄フラッシュ】日本エンタープライズなど急伸しマイナス金利で「金庫」株も活況高
2016年2月19日 17:00
19日は、「マイナス金利」による需要増加の期待から耐火金庫を手がけるくろがね工作所<7997>(東2)が10時前からストップ高の40.3%高に達したままストップ高買い気配となり、同じく旧キング工業の日本アイ・エス・ケイ<7986>(JQS)も前場一時ストップ高の36.4%高まで上げて大引けは26.8%高となった。
東京建物<8804>(東1)はマイナス金利効果に加えクレディ・スイス証券が目標株価を上げたとされて活況高となり大引けは4.5%高。マンション再生販売などのラ・アトレ<8885>(JQG)は終盤にかけて尻上がりとなり6.7%高。
日本エンタープライズ<4829>(東1)とスマートバリュー<9417>(JQS)は提携を好感してともに朝方からストップ高となり、日本エンタープライズは27.0%高、スマートバリューは27.2%高。サイバネットシステム<4312>(東1)は米国のグループ会社の公差マネジメントツールが米国の3次元設計ソフトに認定との発表などが好感されて2日連続ストップ高の15.1%高。JCRファーマ<4552>(東1)は世界初の間葉系幹細胞を用いた移植片対宿主病治療製品の新発売などが言われて7.3%高。ぷらっとホーム<6836>(東2)は米アマゾングループのテクノロジーパートナーにに登録されたとの過日発表などが言われて出直りを強め20.2%高と急伸。ピーエイ<4766>(東2)は前12月期の決算好調で22.6%高と急伸。
ショーケース・ティービー<3909>(東マ)は3月末の株式分割などが材料視されてストップ高の22.5%高。マイネット<3928>(東マ)は先の決算発表で驚異的な大幅増益の見通しなどが連日材料視されて一昨日までの4日連続ストップ高に続き再びストップ高の21.0%高。ラクオリア創薬<4579>(JQG)は昨日の「特許」発表に続き本日は「一時金」発表など連日好材料が出て大幅続伸の14.3%高。スリー・ディー・マトリックス<7777>(JQG)は欧州子会社とメキシコ企業との吸収性局所止血材に関する提携などが好感されて出直りを強め10.4%高となった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)