南スーダンPKOで自衛隊派遣期間8カ月延長
2016年2月9日 15:10
菅義偉官房長官は9日午前の記者会見で自衛隊の南スーダンPKO派遣期間が2月29日から10月31日まで8カ月延長することを決めたと発表した。今回の延長に伴う自衛隊活動業務など「従来からの業務、事項に変更はない」とした。
菅官房長官は「南スーダンの平和と安定は国際社会にとって重要な課題。我が国としても国際社会の責任ある一員として、引き続き各国と協調し、南スーダンに対して必要な支援をしていくことは大変意義深いものと考えている」とした。
菅官房長官は、南スーダンPKO活動での駆けつけ警護任務については「安保法制により付与する新たな任務は、内部規則の検討、整備など訓練のために必要な準備を現在行っている。また慎重を期して任務遂行のための能力を高めていく必要がある」として必要な訓練が行われて後、さらに「新たな業務を付与するかどうかについては、具体的な必要性の有無を含めて、今後、政府内で慎重に検討していく」と駆けつけ警護任務の付与には「しっかり準備したうえで」と慎重を期すとした。(編集担当:森高龍二)