18歳から20歳の若者が今夏の国政選挙に投票へ出向くのは、○割!?
2016年2月8日 21:34
昨年の6月に公職選挙法等の一部を改正する法律が成立し、今年から選挙権が18歳に引き下げとなった。
カルチュア・コンビニエンス・クラブは、インターネット上での意識調査『18歳・19歳・20歳への意識調査』を実施した。
まず、今年の7月に予定されている国政選挙の投票に行くかどうか、またその理由を聞いたところ、全体では45.8%が「行く予定」、10.8%が「行かない予定」、15.8%が「分からない」、また27.6%が「その他・答えたくない」と回答し、半数近くが選挙へ行く予定という結果になった。これを年齢別に見てみると、18歳では50.0%、19歳では48.0%、20歳では39.3%が「投票へ行く予定」と回答している。
「投票へ行く予定」の理由としては、「国民の一人として、政策に関われる機会だから(20歳・女性/沖縄県)」「今後の自分の暮らしに間接的に関係があると思うので、参政の権利があるのなら行くべきだと思ったから(18歳・男性/山口県)」「選挙は一国民の義務でもあり将来のことを考え自分で1票投じることはすごく大切な事だと思うから(19歳・男性/東京都)」「行かないで思い通りにならなかった時、不平不満を言うのはかっこわるいから そうなるくらいなら行きたい(19歳・女性/青森県)」といったコメントがあった。
「投票へ行かない予定」の理由は、「自分の1票を入れても入れなくても結果は変わらないから(18歳・男性/山形県)」「住民票を移しておらず、地元に帰る暇も無いため(18歳・女性/三重県)」という声があり、
「分からない」と答えた人の理由には「政治のことが未だによく分からないから自分の一票で決まってしまうのが怖い。(19歳・女性/福岡県)」「今は投票しようと思っているが、その投票時期までにその選挙への投票する価値感が変化するかもしれないから。(19歳・男性/広島県)「ちゃんと政治について知っておきたいし、無責任に投票出来ないと思うから。(18歳・女性/愛媛県)」というものがあった。
「18歳以上」から選挙権が与えられることに賛成であるかどうか、18歳選挙権への考え方を聞いたところ、全体では「賛成」が46.8%、「反対」が20.3%、「どちらでもない」が32.9%と回答し、半数弱が18歳投票権に対して賛成であるとの結果になった。これを年齢別に見てみると、「賛成」と回答をした割合は、18歳は58.0%、19歳は44.5%、20歳は37.8%となり、年齢が下がるほどに賛成への意向が高いことがわかる。
この夏の国政選挙、これらの世代の投票率は、実際にはどうなるだろうか。気になることころである。(編集担当:久保田雄城)