Mozilla、スマートフォン向けFirefox OSの開発をバージョン2.6で終了
2016年2月8日 17:58
headless 曰く、 Mozillaは4日、5月にリリースが予定されているFirefox OS 2.6をもってスマートフォン向けFirefox OSの開発を終了すると発表した。MozillaはFirefox OSの戦略をIoT向けに変更し、Firefox OS搭載スマートフォンの提供を中止することを昨年12月に表明していた(Mozillaブログ — Future Releasesの記事[1]、[2]、Mozilla Discourseでのアナウンス、Engadget Japanese)。
スマートフォン向けFirefox OSのサポートはバージョン2.6で終了し、6月以降はスタッフが関与しなくなる。ただし、オープンソースOSのBoot to Gecko(b2g)については、今後もプロジェクトが続けられるという。また、Firefox Marketplaceでは3月29日をもってAndroid版/デスクトップ版Firefox向けアプリの受付を終了し、Firefox OSをサポートしないアプリは削除していく。ただし、Firefox OSアプリについては、終了時期は未定だが2017年まで受付を続けるとのこと。
今後、Firefox OSはPanasonicのスマートTVに搭載されるなど、IoT向けOSとして開発が続けられていくとのことだ。
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