日本とイラン、投資協定に署名へ―岸田文雄外相

2016年2月6日 22:10

岸田文雄外務大臣は5日朝の記者会見で「本日夕に日本とイランの投資協定に署名する」と発表した。そのうえで、岸田外務大臣は「協定の早期締結などビジネス環境の改善等を通じて日本企業を支援し、日本とイランの経済関係の一層の拡大に努め、中東の平和と安定に向け、イランの核合意履行を側面支援していきたい」と語った。

 また、日露次官級協議について記者団の質問に答え「2月中に行うということで一致している」とし「その方向で調整を進めている。会議自体の具体的な日時は確定していない」としたうえで「協議の中身については日露関係全般について議論するということで、平和条約交渉も含まれると考えている」とした。

 また、北朝鮮でのミサイル発射関連では「国際社会と連携し、北朝鮮により強いメッセージを伝えていくこと、発射の自制を求めていくことに引き続きしっかりと力を入れていかなければならない」とした。

 また、安保理決議について「各国様々立場があり、引き続き様々な協議・意見交換は続けられている。立場の違いによって時間は掛かっているが、引き続き我が国として強い新しい決議の採択に向け積極的に取り組んでいきたい」と語った。(編集担当:森高龍二)

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