石垣島、宮古島にもPAC-3を配備 7日までに

2016年2月6日 22:11

 北朝鮮が8日から25日の間に人工衛星を打ち上げるとしていることを受けて、中谷元防衛大臣は5日の記者会見で「PAC-3の配備は政治・経済の中枢機能が集中している首都圏については朝霞、市ヶ谷、習志野の自衛隊施設に配備している」とした。

 また沖縄については「航空自衛隊の那覇基地、航空自衛隊の知念分屯基地に展開している」とし「沖縄県内のその他の展開先については、今回の北朝鮮による通報内容によれば、予想される予告落下地域が前回の発射と類似したエリア(南西諸島の上空)であることを踏まえ、展開予想地域も前回の展開を踏まえた場所になる。7日までには整えるべく準備をしている」と語った。

 また「石垣島、宮古島も(前回と予告エリアが酷似しているため)整えるべく準備している」ことも語った。

 中谷防衛大臣は「北朝鮮情勢について日米韓で緊密に連携しつつ、情報分析に努めている。電話会談実施についてはそれぞれ調整をしており、今後の北朝鮮動向を踏まえて判断する」とした。(編集担当:森高龍二)

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