横山秀夫によるミステリー小説『64(ロクヨン)』が映画化 - 主演・佐藤浩市ほか豪華キャスト集結
2016年2月3日 21:00
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横山秀夫によるミステリー小説『64(ロクヨン)』の実写映画化が決定。2016年5月7日(土)に前編が、同年6月11日(土)に後編が公開される。
『半落ち』『クライマーズ・ハイ』など数々の傑作を生み出してきた横山秀夫が7年ぶりに世に放った小説『64』。2012年「週刊文春ミステリーベスト10」第1位、2013年「このミステリーがすごい!」第1位などに輝き、瞬く間に文壇を席巻した1冊だ。
かつては刑事部の刑事、現在は警務部の広報官として、昭和64年に発生した未解決の少女誘拐殺人事件、通称「ロクヨン」に挑む主人公・三上義信を務めるのは佐藤浩市。また、三上の部下として奔走する広報室係長・諏訪に綾野剛、諏訪と共に三上を支える広報室婦警・美雲に榮倉奈々、広報室と対立する県警記者クラブを取りまとめる東洋新聞キャップ・秋川に瑛太と豪華キャストが集結。
ほかにも、永瀬正敏、三浦友和、夏川結衣、緒形直人、椎名桔平、滝藤賢一、仲村トオル、吉岡秀隆らベテランから若手まで主演級の俳優陣が、いずれも物語の重要な役柄として出演しているのも魅力の一つだ。
監督を務めるのは、『ヘヴンズ ストーリー』(2010年)で「第61回ベルリン国際映画祭」国際批評家連盟賞を受賞するなど、世界的にもその実力が評価されている鬼才・瀬々敬久。そして、小田和正が原作を読み書き下ろした最新曲「風は止んだ」が主題歌として採用されている。
わずか7日間で幕を閉じた昭和64年。その“幻の1年”に起きた少女誘拐事件をめぐる濃密なミステリーが、日本映画界を代表するオールスターキャストと共についに映画化。
【ストーリー】
昭和最後の年、昭和64年。その年に起きた少女誘拐殺人事件は刑事部で「ロクヨン」と呼ばれ、少女の死亡、未解決のままという県警最大の汚点として14年が過ぎ、時効が近づいていた。
平成14年、主人公の三上義信は「ロクヨン」の捜査にもあたった敏腕刑事だが警務部広報室に広報官として異動する。そして記者クラブとの確執、キャリア上司との闘い、刑事部と警務部の対立のさなか、ロクヨンをなぞるような新たな誘拐事件が発生。刑事部と警務部の軋轢、未解決のロクヨンと新たな誘拐事件の関係、そして三上の一人娘の行方――。怒涛の、そして驚愕の展開が次々と三上を襲う。
【作品情報】
『64-ロクヨン-前編/後編』
公開日:
前編 2016年5月7日(土)
後編 2016年6月11日(土)
キャスト:佐藤浩市、綾野剛、榮倉奈々、夏川結衣、緒形直人、窪田正孝、坂口健太郎、椎名桔平、滝藤賢一、奥田瑛二、仲村トオル、吉岡秀隆、瑛太、永瀬正敏、三浦友和ほか
監督:瀬々敬久
原作:横山秀夫『64(ロクヨン)』(文春文庫刊)
主題歌:小田和正「風は止んだ」(アリオラジャパン)