1月のデスクトップOSシェア、Windows 10が10%を超える

2016年2月3日 21:32

headless 曰く、 Net Applicationsの1月分データによると、Windows 10のシェアが1.89ポイント増の11.85%となり、Windows 7に続く2位に上昇した(Desktop Operating System Market ShareDesktop Top Operating System Versions Share TrendDesktop Top Operating System Share Trend)。

 1月12日でサポートが終了したWindows 8のシェアは0.08ポイント減の2.68%となり、Windows 8/8.1の合計では0.02ポイント増の13.08%となった。Mac OS X 10.11は0.45ポイント増の3.44%で、Mac OS全体では0.66ポイント増の7.68%となっている。Linuxは0.05ポイント増の1.71%。

 一方、StatCounterのデータでは、Windows 10が1.78ポイント増の13.65%となり、こちらでも2位に上昇している。Windows 8.1のシェアが0.47ポイント減の11.67%となったのに対してWindows 8は微増しており、0.16ポイント増の3.15%。Windows 8/8.1合計では0.31ポイント減の14.82%となっている。この他のOSは軒並み減少しており、Windows 7が0.79ポイント減の46.66%、OS Xが0.77ポイント減の9.03%、Windows XPが0.47ポイント減の7.98%、Windows Vistaが0.01ポイント減の1.77%となっている。

 なお、「Other」が2015年2月の3%から1年間で6.09%まで増加しており、前月との比較でも0.57ポイント増となっている。過去半年分のデータに切り替えてみると、「Unknown」がWindows Vistaに代わってトップ7に入っている。Unknownは1月にWindows 8を上回る3.8%のシェアを獲得しており、8月からの6か月間で1.86ポイント増加している。

 Windows 10のシェアをStatCounterの地域別データでみると、12月に20%を超えた英国では2.03ポイント増の22.42%、欧州でも1.87ポイント増の17.86%となっている。日本では1.79ポイント増の13.05%となり、0.3ポイント減で13.2%のWindows 8.1とほぼ並んだ。12月にWindows 8.1を上回り、Windows 7とOS Xに続く3位となっていた米国では、2.7ポイント増で15.67%。4.5ポイント減で15.17%のOS Xを上回って2位に上昇している。ただし、米国では月単位での増減が大きくなることも多いため、2月に再び順位が入れ替わる可能性もある。

 SteamでもWindows 10は引き続きシェアを伸ばしている。Windows 10 64 bitは1.52ポイント増の32.77%となり、0.5ポイント減で34.31%となった1位のWindows 7 64 bitに1.54ポイント差まで迫っている。ただし、Windows 7全体では42.08%を占めており、全体で34.05%のWindows 10との差はまだ大きい。ここでもWindows XPはシェアを若干増加させている。なお、SteamでのLinuxゲームタイトルが1,900本を超えたと報じられているが(これには今後のリリース予定も含まれるため、2月2日時点でのリリース済タイトルは1,830本)、Linuxのシェアは0.01ポイント減の0.95%となっている。

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