【銘柄フラッシュ】アキュセラインクなど急伸し「ジカ熱」関連のアゼアス、ニックスも高い
2016年2月2日 16:57
2日は、昨日まで日銀の「マイナス金利」政策を好感して大幅続伸となっていた不動産株が反落し、三井不動産<8801>(東1)は4.2%安となった一方、表裏一体的に大幅続落となってきたメガバンク各銘柄が三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>(東1)の一時2.6%高などと反発。ただ、三井住友フィナンシャルグループ<8316>(東1)は大引け0.7%安と値を保てず、引き続きマイナス金利政策の副作用に慎重な様子があった。
東天紅<8181>(東1)は東京・上野動物園でパンダの自然繁殖を推進と伝わり急動意となり18.0%高。同じく上野発祥の精養軒<9734>(JQS)は一時11.9%高。象印マホービン<7965>(東2)は一時9.1%高。
日本ハム<2282>(東1)は昨日発表の四半期決算などを好感して大引けに5.9%高となり、同じくレーザーテック<6920>(東1)は14.1%高と急伸、同じく大塚商会<4768>(東1)は朝方軟調だったが切り返して9.3%高、同じくトリドール<3397>(東1)は6.3%高となり高値を更新。また、三菱電機<6503>(東1)は本日13時過ぎに四半期決算を発表して一気に堅調相場に転換し4.7%高。
アゼアス<3161>(東2)は「ジカ熱」流行懸念などが連想材料とされて一時15.4%高の大幅続伸となったが大引けは4.4%高、ニックス<4243>(JQS)は防虫網戸の素材を手がけるとされて大引けもストップ高の16.7%高。カイオム・バイオサイエンス<4583>(東マ)は主品目が日本に続きニュージーランドでも特許との発表が好感されてストップ高の16.2%高。グリーンペプタイド<3161>(東マ)は新薬候補の承認申請が迫るとの過日報道が蒸し返されたようで13.2%高。アキュセラインク<4589>(東マ)は今年夏頃にも有力新薬候補の臨床試験結果が出る見通しとされてストップ高の21.1%高。DNAチップ研究所<2397>(東2)はバイオ株にストップ高銘柄が相次いでいるため仕込み買いとされて10.0%高と出直りを拡大した。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)