NY原油:反落で31.62ドル、中国の需要後退懸念や世界的な供給過剰感で売り
2016年2月2日 04:48
*04:48JST NY原油:反落で31.62ドル、中国の需要後退懸念や世界的な供給過剰感で売り
NY原油は反落(NYMEX原油3月限終値:31.62↓2.00)。32.66ドルから31.29ドルまで下落した。この日発表の中国の公的な1月製造業PMI、非製造業PMIが低下し、民間の1月財新製造業PMIも低迷が継続したことで、景気減速による原油需要の後退懸念が強まった。
一方、石油輸出国機構(OPEC)関係筋が「OPEC加盟国と非加盟国の合同会合は未定」と発言。産油国間での早期の協調減産協議への期待(警戒)が後退し、世界的な供給過剰感も改めて認識された。《KK》