アメリカのアニメーション作家・ドン・ハーツフェルトの新作『明日の世界』16年5月公開
2016年1月31日 12:00
アメリカのアニメーション作家、ドン・ハーツフェルトの代表作品集が、2016年5月にシアター・イメージフォーラムにて上映決定。この中で、注目の新作『明日の世界』(原題:WORLD OF TOMORROW)が日本で初めて公開される。
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ドン・ハーツフェルトは国際映画祭でこれまでに100以上の賞を受賞している、アメリカ・インディペンデント・アニメーション界の第一人者。『明日の世界』は、彼にとって15年ぶりの第88回米アカデミー賞短編アニメーション部門ノミネート作品であり、受賞最有力候補とも目されている。近未来、そしてクローンをテーマに、人間にとって生きるとはどういうことか、その意味を改めて問い直させる作品だ。
【ストーリー】
少女エミリーはある日遠い未来から、同じくエミリーと名乗る女性の交信を受ける。 彼女は少女エミリー自身のクローンなのだという。未来のエミリーは、少女エミリーを、未来の世界へと連れていく。そこで待ち受けていたのは「死」が消えて、永遠に生きることを余儀なくされた人々、ボンヤリとして切ない人生の物語だった。
【作品情報】
『明日の世界 ドン・ハーツフェルト作品集』
公開時期:2016年5月~
場所:シアター・イメージフォーラムほか全国順次ロードショー
監督:ドン・ハーツフェルト
©Bitter Films