【銘柄フラッシュ】ぷらっとホームが急伸しサン電子などのAR・VR関連株も活況高

2016年1月28日 17:07

 28日は、四半期決算発表を29日に予定するソニー<6758>(東1)が後場もジリ安を続けて5.3%安となり、本日の取引終了後に発表予定のファナック<6954>(東1)も後場は軟調で1.7%安など、主力株の一角に不穏な動きが見られたが、一方で、キヤノンマーケティングジャパン<8060>(東1)は26日に発表した決算が連日好感されて後場も一段ジリ高の続伸8.9%高となり、日立化成工業<4217>(東1)は27日に発表した四半期決算が好感されて13.3%高。ベリサーブ<3724>(東1)も3月通期の業績・配当の見通し増額などを好感して11時頃からストップ高に張り付き22.7%高となった。

 enish(エニッシュ)<3667>(東1)は新作ゲームの事前登録好調との発表などが言われてストップ高の19.4%高となり、オルトプラス<3672>(東1)も28日付で同社初となるスマートフォン向けオリジナルBLゲームのプレイヤー数が4万人との発表などが好感されてストップ高の21.1%高。スターティア<3393>(東1)は2月上旬に開かれる印刷・メディアビジネスの総合イベントにAR(拡張現実)作り放題のソフトを出展などとの発表が材料視されて昨日までのAR(拡張現実)・VR(仮想現実)関連株物色が強まり4日連続ストップ高の19.1%高。

 ぷらっとホーム<6836>(東2)は29日まで開催中の省エネ・新エネ総合展示商談会に電力小売り全面自由化に向けた戦略製品を出展とされて急伸27.5%高。理経<8226>(東2)は株式市場の主要な物色テーマのひとつ「ドローン」(無人飛行体)関連株人気が再燃の兆しとされて出直りを強め19.2%高。

 インフォテリア<3853>(東マ)はフィンテック(金融IT)分野に関する共同説明会などが言われてストップ高の24.4%高。サイバーステップ<3810>(東マ)は同社の人気RPG「鬼斬」のテレビアニメ化が決定したとかでストップ高の21.3%高。ダブルスタンダード<3925>(東マ)政府のビッグデータ関連産業の育成方針などが言われてストップ高の18.5%高。ファーストロジック<6037>(東マ)は初配当などが好感され12.1%高。

 構造計画研究所<4748>(JQS)は総務相による通信速度100倍を目指す検討などが材料とされてスタップ高の23.6%高。。テクノホライゾン・ホールディングス<6629>(JQS)はAR・VR関連株とされてストップ高の22.7%高。サン電子<6736>(JQS)も同様で19.4%ストップ高。ミナトホールディングス<6862>(JQS)はM&A展開などへの期待で3日続伸の7.8%高。インテリジェントウェイブ<4847>(JQS)は四半期決算好調などでストップ高の19.4%高となった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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