21店舗が出店 アトレ恵比寿・新館が2016春オープン

2016年1月27日 17:54

 アトレ(東京、石司次男社長)は今春、「アトレ恵比寿西館」をJR恵比寿駅西口にオープンする。

 地下1階、地上8階の全9フロアで構成する同館は、敷地面積1,450平方メートル、延べ床面積は本館(2万3,486平方メートル)の4割に当たる9,700平方メートル。注目はアパレル企業による新業態の飲食店で、2階はマッシュグループが「ミラオーウェン」「W&E」「コスメ キッチン」に加えて、オーガニックレストラン「コスメキッチン アダプテーション」を出店。3階にはジュンが「ロペ」「アダム エ ロペ」「アダム エ ロペ ル マガザン」とともに、空間プロデューサー・山本宇一氏手がけるビストロカフェ「サントロペ」を出す。

 このほか、2015年11月に日本に上陸し話題となった米国発のハンバーガーショップ「シェイク シャック」(サザビーリーグ)の国内2号店、本館からの移転オープンとなる「無印良品」(良品計画)などが入る。全21店舗(ATM除く)のうち、アパレル業態は4店舗、飲食業態が9店舗。

 西館の開業にあわせ、本館も11店舗をリニューアル、17店舗を新規導入。3月下旬にはアトレ初となる自主編集売り場「クチューリフ(Coutulife)」を開設し、国内外から50ブランドを集積する。

 新館のコンセプトは、中庭を意味する「ラ パティオ」。顧客と街との橋渡し役として、開放的な外観デザインを取り入れた。8階屋上にはガーデンテラスを設置する。また、本館3階と西館4階を結ぶ「西口連絡通路」を新設。JR恵比寿駅の西口と東口をつなぐ新たな動線を作ることで、街全体の回遊性向上を図る。

開放的な外観デザインを取り入れる

屋上ガーデンテラス

アトレ恵比寿 公式サイト

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