空山基の個展が渋谷で開催 - マリリン・モンローの「セクシーロボット」等身大の立体作品も展示
2016年1月23日 17:40
空山基の個展「女優はマシーンではありません。でも機械のように扱われます。」が、東京・渋谷で開催される。期間は、2016年1月30日(土)から3月5日(土)まで。
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「セクシーロボット」シリーズで有名な空山基。今回の展覧会では、彼が敬愛するアイコン、マリリン・モンローの肖像をロボットとして描き起こしたペインティング10数点と、セクシーロボットを等身大及び1/3スケールに造形化した新作の立体作品を発表する。
エアブラシを駆使した写実表現技法のゴッドファーザーとしても、世界中のクリエイターから注目を集めている。1983年に出版した作品集『SEXY ROBOT』の中でロボットを描く過程を惜しげも無く図解しているが、この本はその後世界中に拡散し様々な国のアートスクールで教科書として扱われるように。その結果、空山作品の影響は日本のコマーシャルアートの枠を遥かに超えて、ハリウッド映画から世界中のストリートア ート、ファインアートまで多岐に渡るようになった。
写実的絵画の可能性について、「写真では絶対不可能なアクロバティックな姿勢や、現実には存在し得ないコスチュームを人物につけさせたり、あるいは解剖学的にはずれる肉体や自分好みの美女を自在にコラージュして作り出す事ができる」と空山は語る。彼のそのあくなき美意識を追求する努力が、この「発明」を生み出したと言えるだろう。
【概要】
空山基 個展「女優はマシーンではありません。でも機械のように扱われます。」
会期:2016年1月30日(土)〜3月5日(土)
会場:NANZUKA
時間:11:00〜19:00
休廊日:日曜、月曜、祝祭日
住所: 東京都渋谷区渋谷2-17-3 渋谷アイビスビル B1F
TEL:03-3400-0075