全世界のCEO:16年世界経済にネガティブな見方、インドはもっともポジティブ

2016年1月21日 10:31


*10:32JST 全世界のCEO:16年世界経済にネガティブな見方、インドはもっともポジティブ
プライスウォーターハウスクーパース(PwC)が世界83カ国1409人の最高経営責任者(CEO)を対象に実施した最新調査では、過半数のCEOが2016年の世界経済の見通しについて、ネガティブな見方を示した。2016年の世界経済にポジティブな見方を示したCEOは全体の27%にとどまり、2015年(37%)、2014年(44%)を下回った。

多くのCEOは、中国経済の成長ペースの一段鈍化や原油など商品相場の下落加速、地政学的リスクなどに対する懸念を示した。

個人所得部門について、35%のCEOは増加を予測。これは2010年以来の低水準を記録した。中でもスイスのCEOはもっとも悲観的な見方を示し、16%のみ所得が増加すると予想した。これとは対照的に、64%のインドのCEOは所得が増加すると予測し、83国のなかでもっともポジティブな見方となった。《ZN》

関連記事

最新記事