西武HD、訪日外国人向けの会員サービス 今夏に提供開始
2016年1月20日 11:42
西武ホールディングスは20日、訪日外国人向けの会員サービスプログラム「SEIBU PRINCE CLUB emi」を今夏にサービス開始すると発表した。利用者は、プリンスホテルや西武グループの施設で優待が受けられる。優待の詳細は特設サイト(https://club.seibugroup.jp/emi/)で順次公開していくという。
カードのデザインは、光とともに舞う花びらが、日本を代表する「桜」をモチーフにしているほか、着物の織りや染めを取り入れて日本らしさを表現している。
同社グループは、国内在住者向けには既に会員サービスプログラム「SEIBU PRINCE CLUB」を提供している。同サービスでは、グループの各施設で割引を受けられたり、利用するごとにポイントが貯まるといった優待が受けられる。
同社グループは、「観光大国ニッポンの中心を担う企業グループへ」をグループ全体のスローガンとして掲げており、グループ各社の連携を強化し、訪日外国人の利用増加を図っているという。傘下のプリンスホテルでは1月~11月実績で101万人の外国人観光客が宿泊している。