ハイアットがマルウェア感染の影響を受けたホテル250軒のリストを公開、国内のホテルは4軒
2016年1月17日 19:47
昨年はスターウッドやヒルトン、ハイアットといった大手ホテルチェーンの支払いシステムでカード情報を窃取するマルウェアの感染が相次いだ。この件についてハイアットは調査を完了し、影響を受けたハイアットホテルの所在地やリスク対象日のリストを公表した(お支払いカードに関するハイアットによる調査の完了について、ニュースリリース、Consumeristの記事、The Registerの記事)。 マルウェア感染の影響を受けたのは世界52の国や地域で、合計250軒のホテル。ハイアットは世界に627の施設を展開しており、影響を受けたホテルは全体の約40%にあたる。主にレストランで使われたカードのデータに不正アクセスの兆候が確認されたとのこと。国別では米国が99軒と最も多く、中国(22軒、香港・マカオを含めると26軒)、インド(20軒)が続く。日本でも4軒のホテルがリストアップされている。 マルウェア感染の影響を受けた国内のホテルは以下の通り。 ホテル名 影響を受けた期間 ハイアット リージェンシー 箱根 リゾート&スパ 2015年8月5日~10月14日 ハイアット リージェンシー 京都 2015年8月13日~10月14日 パーク ハイアット 東京 2015年8月13日~12月8日 アンダーズ 東京 2015年8月13日~12月8日 スラドのコメントを読む | セキュリティセクション | セキュリティ | ワーム
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