Linux Kernel 4.4リリース、秒間350万のSYN攻撃に耐えるように

2016年1月15日 16:07

あるAnonymous Coward 曰く、 1月10日、Linuxカーネル4.4がリリースされた(改良点一覧1改良点一覧2OSDN Magazine)。

 Linuxカーネル4.4では、TCPリスナーのコードがlockless化され、秒間350万のSYN攻撃に耐えるようになった。Intel SHA Extensionsに対応し、カーネルでのSHA-1ハッシュ化とSHA-256ハッシュ化が高速化された。

 ほかにもRaspberry PiのKMS(カーネルでのディスプレイ設定管理)対応、ソフトウェア無線(SDR)の送信機のサポート、DCI-P3色空間のキャプチャデバイスの対応、USB 3.1 SuperSpeed Plusへの対応、Open-Channel SSD(ソフトウェア定義SSD)の対応などが追加されている。

 スラドのコメントを読む | Linuxセクション | Linux

 関連ストーリー: 訃報:Debianプロジェクト創始者のIan Murdock氏 2015年12月31日 Ubuntuの利用者は10億人以上存在する? 2015年12月28日 Linux Foundation、ブロックチェーン技術の進化を目指すプロジェクトを開始 2015年12月22日 Linux 4.1.15 LTSリリース、ターミネーターT-800のカーネルとして話題に 2015年12月20日

関連記事

最新記事