中国:宅配荷物から大量の偽札、裁断前の正方形姿で発見
2016年1月12日 13:34
*13:34JST 中国:宅配荷物から大量の偽札、裁断前の正方形姿で発見
山東省済南市で昨年6月、市内の宅配センターに保管されていた顧客の荷物の中から、裁断前の大量の偽札の束が見つかった。紙幣はすべて20人民元札で、その総額は11万人民元(約200万円)余り。荷物の送り状が剥がれていたため、係員が中身を確認しようとしたところ発見された。中国新聞網が伝えた。
発見されたのは、紙1枚に2枚分の紙幣が印刷された偽札。宅配センターが通報したところ、警察はただちに受取人を特定。事件の起きた翌日、市内の繁華街で容疑者を拘束した。
調べによると、同容疑者はインターネットで知り合った偽札製造グループから、宅配便を使って偽札を購入。知り合いなどに転売していた。
警察はその供述に基づき、偽札製造グループも摘発。24人を逮捕するとともに、総額で約90万人民元(約1620万円)の偽札を押収した。偽札の値段は、旧札への再加工処理の有無などによって決められていた。
【亜州IR】《ZN》