Android Lollipopのシェアが30%を超える

2016年1月9日 22:28

GoogleがAndroid Developersサイトで公開しているAndroidプラットフォームバージョンごとのデータによると、Android 5.0/5.1 Lollipopのシェアが30%を超えたようだ。一方、Android 6.0 Marshmallowのシェアは1%未満にとどまっている(VentureBeatの記事Neowinの記事)。 今回のデータはPlayストアアプリが1月4日までの7日間に収集したもの。Android 5.0のシェアは0.6ポイント増の16.9%、Android 5.1のシェアは2.5ポイント増の15.7%で、合計3.1%増の32.6%。Android 6.0 Marshmallowは0.2ポイント増の0.7%となっている。 この他のバージョンでは特にAndroid 4.1.x~4.3 Jelly Beanのシェア減少が大きく、全バージョン合計で2.2ポイント減の24.7%となった。Android 4.4 KitKatは0.5ポイント減の36.1%で、引き続きシェアトップを保っている。Ice Cream Sandwich(Android 4.0.3~4.0.4)は0.2ポイント減の2.7%、Gingerbread(Android 2.3.3~2.3.7)は0.4ポイント減の3%、Froyo(Android 2.2)は変動なしの0.2%となっている。 1年前のデータと比較すると、Jelly Bean以前のバージョンはそれぞれほぼ半減しており、KitKatも3ポイント減少している。このデータでは0.1%未満のバージョンが除外されており、Lollipopは提供開始から2か月が経過した2015年1月分に掲載されていなかったが、結果として7か月で10%を超え、14か月で30%を超えたことになる。 Ice Cream Sandwich以降、各バージョンのシェアが10%を超えるまでには約半年、30%を超えるまでには約1年かかっていることから、Lollipopの普及が特に遅いわけではないようだ。Marshmallowは提供開始直後の11月に0.3%のシェアを獲得したものの、3か月経過しても0.7%にとどまる。提供開始3か月で1.8%のシェアを獲得したKitKatや、1.6%のシェアを獲得したLollipopよりも遅いペースになっているが、夏ごろには10%を超えることができるだろうか。 スラドのコメントを読む | 統計 | Android

 関連ストーリー: Androidの次期バージョンではOpenJDKが採用される 2016年01月02日 Google、次期Android「N」の名称をオンライン投票で決めることを検討 2015年12月19日 Androidバージョン別シェア、LollipopがJelly Beanを上回る 2015年12月12日 Android Lollipopのシェアが25%を超える、Marshmallowは0.3%を獲得 2015年11月08日 2015年第3四半期のスマートフォン出荷台数は3億5,520万台 2015年11月01日 Android Lollipop、シェアが20%を超える 2015年09月13日 Androidの「M」は「Marshmallow」の「M」 2015年08月18日 Android Lollipop、シェアがようやく10%を超える 2015年06月05日 GoogleはAndroidの更新に関する問題をいつまで放置し続けるのか 2015年05月10日 Android 5.0 Lollipop、提供開始2か月が経ってもシェア0.1%に届かず 2015年01月09日

関連記事

最新記事