ユニクロ、セミオーダー感覚で作れるメンズジャケットを発売―2112通りのバリエーション

2016年1月6日 19:37

 ユニクロは6日、同社初となるセミオーダー感覚で作れるストレッチウールジャケットを、同社のオンラインストアで販売すると発表した。価格は1万4,900円(税抜き)。本体価格1万2,900円と袖丈の直し代2,000円の合計金額である。発売開始は12日。

 新ジャケットは、全2,112通りの組み合わせから、体形や好みに合わせて選べる。「身幅」「着丈」のサイズは、レギュラーフィット(32パターン)、スリムフィット(32パターン)の全64パターンから選べる。さらに、「袖丈」が1センチ単位で10センチまで調整できる。

 カラーバリエーションと合わせると全2,112通りの組み合わせが可能である。これにより、これまで既製品では合わなかった顧客も自分にあったサイズのジャケットを購入できるという。同社の同素材パンツと組み合わせることでスーツとしても利用できる。パンツの価格は5,990円(税抜き)。

 国内の10店舗に同アイテムの専門コーナーを設置し、スーツ販売についての教育を受けたスタッフが採寸のうえ、ジャストフィットするサイズや着こなしを提案する。専門コーナー設置店舗は当初は10店舗で、今春には118店舗に拡大予定だという。

 商品の注文は、初回購入時、「レギュラーフィット」または「スリムフィット」から、好みのシルエットを選ぶ。同商品取扱店舗の専門コーナーに用意された、各シルエットそれぞれ9サイズ(XXS~3XL)のサンプルを試着する。スタッフが採寸のうえ、ジャストフィットする「身幅」、「着丈」、「袖丈」を記載した名刺大のカードを受け取る。そして、それを元に同社のオンラインサイト特設ページから申し込み購入する。(記事:阪木朱玲・記事一覧を見る

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