津田駒工業が特損計上へ、中国事業の低迷で

2015年12月28日 10:53


*10:53JST 津田駒工業が特損計上へ、中国事業の低迷で
津田駒<6217>は25日、平成27年11月期決算に特別損失を計上すると発表した。中国連結子会社でウォータジェットルームの生産・販売を手がける津田駒機械製造(常熟)有限公司(以下、常熟)の業績低迷を受けた措置。立ち上げの遅れとウォータジェットルーム市場の冷え込みが響いた。  連結決算では、常熟が保有する固定資産について、約6000万円の減損損失を計上する予定だ。個別決算では、津田駒工業が保有する常熟の株式・債権に対する評価した結果、約1億2000万円の減損損失を計上する。
 常熟の今後にも言及。引き続き中国市場の重要拠点と位置付けるとともに、工作機械関連事業との連携、中国製部品調達力の強化など事業内容のさらなる充実を推進する方針を示した。経営の立て直しを図り、利益に貢献する拠点に育成する。

【亜州IR】《ZN》

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