日清製粉グループ、ファミリーマートの調理麺サプライヤーを買収―中食・惣菜事業を強化

2015年12月22日 17:27

 日清製粉グループ本社は22日、ファミリーマートの調理麺などのサプライヤーであるジョイアス・フーズを買収すると発表した。同社グループの中食・惣菜事業の基盤強化を図るという。

 ジョイアス・フーズは現在、関東、関西の2工場を通じて、ファミリーマートの調理麺などのサプライヤーとして事業を展開している。日清製粉グループは、中食・惣菜事業を成長分野の一つと位置付け、2012年12月にはコンビニエンスストアを中心に弁当・おにぎり・惣菜等を供給しているトオカツフーズと資本提携を行った。

 日清製粉グループ本社は、2016年1月29日付でジョイアス・フーズの株式2,000株を保有するファミリーマートの100%子会社、日本フレッシュサプライから1,302株を取得するほか、ジョイアス・フーズが実施する株主割当増資で2,604株を引き受ける予定。これによって、議決権保有割合65.1%となり、ジョイアス・フーズは連結子会社となる予定。

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