「政治的な検閲」を示すHTTPステータスコード451、正式に承認される
2015年12月22日 13:11
政治的に検閲が行われているため、要求されたコンテンツを返すことができないことを示すHTTPのステータスコード「451」がインターネット関連技術の標準化団体であるInternet Engineering Task Force(IETF)で承認されたという(本の虫、IETFによるドキュメント、この文書を担当しているmnot氏のブログ)。
このエラーコードはWebサーバーだけでなく、ファイアウォールやプロクシサーバーなどネットワークを中継するサービスにおいても利用できるとのこと。HTTPのステータスコードには今までも「forbidden(禁止されている)」を示す「403」があり、これで検閲についてもカバーできるという意見もあったようだが、検閲の実態を明らかにしたいという意見を重視したようだ。
なお、「451」という番号は書物が禁止された世界を描いたSF映画「華氏451」に由来するようだ。
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