Apple、台湾にディスプレイ技術開発を行う研究所を設立

2015年12月22日 13:12

あるAnonymous Coward 曰く、 Appleが次期iPhone/iPadのための新型ディスプレイ技術開発を行う研究所を台湾北部に設立したそうだ(GIGAZINE日経ITpro)。

 Bloombergが研究所に詳しい人物に取材したところによれば、研究所では50人以上のエンジニアが勤務。さらに新型ディスプレイ製造のための従業員も働いているそう。新しいディスプレイは、次期iPhoneやiPadなどのモバイル端末に使われるのではないか、とBloombergは推測している。また、AppleはiPhone/iPadへの有機ELディスプレイの搭載も視野に入れているという。

 現在AppleはSamsungやLG、シャープ、ジャパンディスプレイなどから液晶の供給を受けているが、ディスプレイ技術を自社開発することでこれらサプライヤーへの依存度を下げることができ、さらに自社で製造プロセスを開発することで、より小規模なメーカーに製造を委託できるようになる、といったメリットがあるという。

 スラドのコメントを読む | アップルセクション | テクノロジー | アップル

 関連ストーリー: 鴻海がシャープに対し液晶事業の買収を提案 2015年09月24日 タブレット用の液晶パネルを使ってのサブディスプレイ自作が一部で注目される 2014年05月09日 シャープ、サムスンからの出資を受け入れる方向へ 2013年03月06日 Foxconn、米国に工場を建設する計画 2012年11月10日 Samsung、Appleとの液晶パネル供給契約を終了か 2012年10月25日

関連記事

最新記事