初となる太陽系外惑星への命名、日本から提案の4案が採用される

2015年12月21日 14:16

あるAnonymous Coward 曰く、 東京工業大学の佐藤文衛准教授が2007年から2008年にかけて発見した4つの太陽系外惑星に、「アリオン(Arion)」「アマテル(Amateru)」「アルカス(Arkas)」「フォルティチュード(Fortitudo)」という名前が付けられることになった。太陽系外惑星に名前が付けられるのは初めてで、国際天文学連合(IAU)が32の惑星について名前を公募していた(NHK日本天文協議会 IAU太陽系外惑星系命名支援WG採択された名前一覧)。

 それぞれ、徳島県立城南高等学校科学部、呉市かまがり天体観測館、天文同好会「岡山アストロクラブ」、法政大学学生団体Libertyer(リバティア)が提案したもの。「アリオン」はギリシャ神話に登場する「詩と音楽の天才」、「アマテル」は天照大神、 「アルカス」はギリシャ神話でおおぐま座に化したカリストの息子、「フォルティチュード」は鷲に由来する「不屈の精神や勇気」という言葉に由来しているという。

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