地球から14光年の位置に地球型惑星が見つかる

2015年12月21日 14:17

あるAnonymous Coward 曰く、 今まで「生命が存在可能な可能性がある」という惑星はいくつか見つかっているが、どれも地球からは遠く離れた場所にあった。しかし、このたび地球から14光年という、比較的近い場所に地球型惑星が見つかったという(CNN)。

 この惑星は赤色矮星(わいせい)「ウルフ1061」を周回する3つの惑星の1つとのことで、「液体の水が存在し得る」という。ただし重力は地球の約1.8倍で、また恒星との関係から惑星の片側は常に極端に暑く、反対側は常に極端に寒いと思われるそうだ。

 なお、14光年というと近く聞こえるが、これはキロメートルに換算すると132兆5000億キロメートルで、地球と火星との最接近時の距離(約8000万km)の約166万倍となり、現在の技術で人類がここに到達するのはほぼ不可能だと思われる。

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