【銘柄フラッシュ】CSロジネットなど急伸し本日上場のダブルスタンダードは好発進

2015年12月15日 16:56

 15日は、日経平均が大幅続落とあって個別物色が活発になり、福井コンピュータ<9790>(東1)は昨日発売の「会社四季報」「日経会社情報」によって買い安心感が広がったとの見方があり大幅続伸の7.4%高。東芝テック<6588>(東1)は親会社の大規模なリストラ報道を受けて新たな株主に関する思惑や憶測が強まり9.1%高と出直り拡大。コア<2359>(東1)は準天頂衛星による精密測位機器などが政府の宇宙産業育成政策に乗るとされて19.6%高と大幅高で4日続伸となった。

 本日新規上場となったダブルスタンダード<3925>(東マ・売買単位100株)は14時13分に公開価格2190円の2.3倍の5010円で初値がつき、その後6010円まで上げて終値は5750円となった。契約先が保有する膨大なデータベースを整理・抽出、資料化するなどのビッグデータ関連サービスを展開。

 サイオステクノロジー<3744>(東2)は本日上場のダブルスタンダードの大幅高が刺激材料などとされて16.3%ストップ高の大幅続伸。

 フェリシモ<3396>(東1)は朝のTBSニュースの「国を越えた電子商取引=越境EC」に関する報道の中で中国市場での急拡大などが伝えられ、前場一時28.1%ストップ高となり大引けは7.4%高。アイスタイル<3660>(東1)は以前中国のECアプリ「小紅書」に関する発表を行ったことがあり6.9%高となり上場来の高値。メニコン<7780>(東1)も6.6%高となり上場来の高値。ラクーン<3031>(東マ)は請求書決済代行サービスのフィンテック(金融IT)協会への加入発表もありストップ高。

 フリークアウト<6094>(東マ)はIBMのマーケティング・クラウドの認定パートナーなどが好感されて18.1%ストップ高。カイオム・バイオサイエンス<4583>(東マ)は引き続き抗体に関する特許などが好感されて連日急伸し19.9%ストップ高。イメージワン<2667>(JQS)は聖マリアンナ医科大学との共同研究が好感されて20.0%ストップ高。CSロジネット<2710>(JQS)は米ヒューレット・パッカード社の総発売元契約などが好感されて34.9%ストップ高。テーオー小笠原<9812>(JQS)は函館地盤のため北海道新幹線の新駅・新函館北斗駅の開業に期待とされて18.4%ストップ高となった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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