映画『女が眠る時』ビートたけし&西島秀俊が共演 - 背徳的で官能的、女への執着と愛

2015年11月30日 18:30

ウェイン・ワン監督の映画『女が眠る時』が2016年2月27日(土)に公開される。西島秀俊やビートたけし、忽那汐里らが出演。


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ハビエル・マリアスの同名小説をもとにした今作品は、監督初の日本映画への挑戦となる。若く美しい女性と男との異常な愛、変わっていく妻との関係、覗きへの罪悪感と止まらない好奇心、エスカレートしていく衝動……、郊外のリゾートホテルという閉塞的な場所で次第に自分自身を見失っていく男を描く。


謎めいた初老の男・佐原を、ビートたけし、佐原の行動に振り回されていく作家・健二を映画『CUT』での鬼気迫る演技がヴェネチア国際映画祭にて絶賛された西島秀俊が演じる。またミステリアスなヒロイン・美樹には、オーストラリア出身で国際派女優としての期待も高い忽那汐里。ほかにも、小山田サユリ、リリー・フランキー、新井浩文、渡辺真起子ら、国内外で活躍中の俳優が名を連ねている。


日本を代表する俳優陣はもちろん、制作側も豪華なラインナップ。プロデューサーはヴェネツィアやカンヌでの受賞経験がある木藤幸江、撮影は映画『アントキノイノチ』などの鍋島淳裕が務める。


女への執着が狂気へと変わっていく男の姿を、背徳的で官能的な映像美で描く、深淵なる魅惑のミステリーは話題を集めそうだ。


■ストーリー

妻の綾とバカンスを過ごすため、美しい海辺に佇むリゾートホテルに訪れた小説家の健二は、処女作のヒット以来良き題材に恵まれず自らの才能に苦悩していた。滞在初日、彼はプールサイドで初老の男が、若く美しい女の身体に表情ひとつ変えず、細部に至るまで丹念に日焼け止めクリームを塗っている様子に目を奪われる。異様な雰囲気を醸し出す親子ほど年の離れた2人のことを時間が経つにつれ、脳裏から離れなくなっていく。健二の執着は、彼らの姿を追い求め、次第には部屋を覗くまでに…。

ほんの好奇心から始まった行為は常軌を逸した行動へと変化していき、予期し得なかった衝撃の結末へと突き進んでいく。


【作品情報】

『女が眠る時』

公開日:2016年2月27日(土)

監督:ウェイン・ワン

出演:ビートたけし、西島秀俊、忽那汐里、小山田サユリ、新井浩文、渡辺真起子、リリー・フランキー(特別出演)

原作:ハビエル・マリアス「女が眠る時」

脚本:マイケル・K・レイ シンホ・リー、砂田麻美

(C)2016 映画「女が眠る時」製作委員会


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