Microsoft、メディア作成ツールによるWindows 10 バージョン1511の提供を再開

2015年11月28日 14:08

Microsoftはメディア作成ツールによるWindows 10 バージョン1511(ビルド10586: 11月のアップデート)の提供を中止していたが、24日に提供を再開したようだ(Neowinの記事Softpediaの記事ZDNetの記事)。 Microsoftでは、今後11月のアップデートをメディア作成ツール経由ではなく、Windows Update経由で提供することに決めたと説明しており、メディア作成ツールでダウンロード可能なのは7月版のWindows 10ビルド10240となっていた。 現在、「Windows 10を入手する」ページで入手可能なメディア作成ツールのバージョンは、11月のアップデートリリース後に提供開始された「10.0.10586.0」に戻っている。これを使用することでWindows 10 バージョン1511をダウンロード可能だ。 また、11月のアップデートはメディア作成ツールでの提供中断と同時に、Windows Updateでの提供も中断していると報じられたことに対し、Microsoftではユーザーに順次提供していくため、しばらく待てばアップデートできると説明していた。 しかし24日になって、バージョン1511にアップデートしたWindows 10ユーザーのごく一部でプライバシーの設定が保持されない問題が発生していたことを明らかにし、これを修正する累積的な更新プログラム(KB3120677)の提供を開始した。このことから、実際にはバージョン1511へのアップグレードで問題が発生したため提供を一時中断していたものとみられる。 なお、KB3120677をインストールすると既定のプログラムの設定がリセットされるとの報告や、バージョン1511へのアップグレード時に変更されたプライバシー設定は復元されないとの報告も一部のユーザーから出ているようだ。 スラドのコメントを読む | ITセクション | アップグレード | マイクロソフト | バグ | Windows | IT | プライバシ

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